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2008ちまき [台湾の行事]

今年も、端午節が終わりました。
今年は6月8日(旧暦5月5日)でした。
今年私が食べておいしかった粽のご紹介です。
知り合いの方の手作りのおすそ分けをいただきました!
台湾にきて初めて食べたチマキは、ハズレでして、私の口に合いませんでしたが、
今回いただ他のは、と~~~ってもおいしかったです。
ちまき.jpg
蒸す前は緑の葉っぱ。冷蔵庫で少し保存していたので
少し汗をかいてしまいました・・
中身はよ~く煮込んだ「ブタ」「海老」「しいたけ」「イカ」のシンプルなもの。
でも、味はどんな薬味を入れて煮込んだのか
わかりませんがいくつでも食べられそうな美味しいものでした~
ちまき中身.jpg


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基隆2007中元祭 [台湾の行事]

8月25日からの3日間「基隆2007中元祭 」が行なわれる------

台湾は旧暦7月1日に、日本のお盆のようなものが始まる。
今年2007年は8月13日。日本の旧盆とかさなる。
「開龕門儀式」鬼門(ゴーストゲイト)と呼ばれる門が開き、
ご先祖様があの世から戻ってくる。
毎年旧暦7月1日午後1時に行われ、浮かばれない魂幽霊全てが
人間界でご馳走とお経を授かり、あの世へ無事帰れるよう祈られる。お宮の前では、神様の為、鬼(霊)を喜ばせる為に、歌や劇、ダンスなどのショーも行なわれる。見物人は子供がちらほら。
しかし、セクシーなおねえちゃんのショーがある時は、近所のお父さん達で埋め尽くされる。(笑)

台湾の各家庭・会社ではご先祖様をお向かえする為、
沢山のお供え物を用意する。

スーパーではままとめ買い用のお買い得パック(ポテトチップス4つ入りや、ジュース1ケース)など棚に天井に届くほど積まれる。
(このシーズンが終わると全て売れてしまう。すごい!)

「頭付きの鶏肉(丸裸状態のチキン)」「質の良いフルーツ」「お菓子」「缶づめ」「カップラーメン」「ご馳走」「花」・・・などなど、数え切れないお供え物が、家の前、各店の前のテーブルに広げられ、祈りが捧げられる。
 ( よくよく お供え物を見てみると、日持ちのするもの、自分達が食べる好きなものが揃えられている。子供達にとって、お菓子を山盛り買ってもらえるビックイベントなのである )

各家はご先祖様や、他の戻ってきた方達に自分達に災いを振り掛けないよう、祈り戻りを歓迎する。
お店や工場、オフィス街でも、同様で、戻ってきた鬼達に災いを掛けられないよう、戻りを歓迎する。

忘れてならないのが「神札」「お線香」。

お迎えする際に、ご先祖様、土地の神様 天の神様に一人一本ずつ線香をあげる。
この、お参りのような習慣行事を通称「ぱいぱい(拝拝)」と呼ぶ。
拝拝拝と3回縦に振り、祈りを捧げ、そしてまた3回。
行なう日にちも決まっているし、時間も良い時間が毎日違う。
(台湾の日めくりカレンダーには、西暦と旧暦に加え、それぞれの行事に適した日にちや時間帯が明確に書いてある)

「紙銭」は、神様用のお金で、お店や家の前の道路で、
各家、小さなドラム缶式の燃やす入れ物や、
まるで公園のゴミ箱のようなネットの入れ物に火をつけて入れ、
モクモクすごい勢いで火の粉を巻き上げながら燃やしている。
実はこの「紙銭」は燃やせば燃やすほど、
(神社で入れる賽銭の金額と同じ)願いがかない、守ってもらえると信じられている。
しかし、通行人や町の空はとても煙い・・それに通りすがるときとても暑い!火災の危険さえある。
空気汚染は台湾政府も考えているらしいが、昔からの慣わし。いまさら変えられないのが現実なのだそう。

「紙銭」にも色々種類があって、金箔の貼られた大きな神様用や、
小さな紙に衣類などの絵の付いたご先祖さま用などさまざま。
ご先祖様へは、裸で戻られた先祖に衣類を差し上げるためなのだそう。用途用途で使い分けをする。また、折り紙のようにしてキレイに花の形を折ったものを燃やすこともある。

この「拝拝グッツ」はスーパーなどでもそろうが、専門店があり、全てそろっている。とっても台湾らしい。

とくに「基隆中元節」は150年以上の歴史のある節行事で、一見の価値のはある。台湾最大級の中元節。(高雄の中元節も有名)

この時期は、その「鬼門(ゴーストゲート)」が開かれることから、「鬼月」とも呼ばれ、悪運を寄せてしまうのを恐れ、旅行・結婚・買い替え・リフォーム・引越し等は、控えている。この時期、霊感の強い人にはかなりの人(霊)が見えてしまうらしい。私には見えないが・・・

この間のチャイナエアラインの炎上事故の台湾の乗客は、
「やっぱり鬼月だからこんな事が起きたんだ」と、かなり反省の様子。彼らは二度とこの時期に旅行に出ることはないだろう・・

「鬼門ゴーストゲート」は、旧暦8月1日まで空けられ、
怪奇現象が各地で起きたりする。
台湾では怪奇現象もニュースで報道される。
去年、覚えのあるニュースでは、街中にある防犯カメラに、
「薄く透けた車がライトをつけて道端に止まり、ライトをいったん消して、その後ライトをつけて走り去った」そんな画像をニュースで見た覚えがある。近くの住民の話では、いつもそこに車を停めていた旦那さん(死去)が戻って来られたんだろうと。。。
そんな報道まである、とても台湾らしいニューススタイルである。

<主な中元節行事の流れ(鬼門が開いてから閉じるまで)>
◆旧暦7月1日(2007年は8月13日)
「開龕門儀式」鬼門(ゴーストゲイト)と呼ばれる門が開き、
 ご先祖様があの世から戻ってくる。
 毎年旧暦7月1日午後1時に行われ、浮かばれない魂幽霊全てが
 人間界でご馳走とお経を授かる。

◆旧暦7月13日(2007年は8月25日)
「迎斗灯遶境祈福」花車のパレード
 (各ミヨジごとの先祖の集まりでグループが分けられている)
 斗灯は消災祈福災難を祈るパレード。
 毎年旧暦7月13日午後に行われ、町を行進。
 多くの市民が集まり、各ミヨジのグループの鮮やかな
 斗灯(花車)を鑑賞とてもにぎわう。

◆旧暦7月14日(2007年は8月26日)
「放水灯行進」(パレード)
 「放水灯行進」は中元祭り祭典のクライマックス。
 行進コンテストがあり、各ミヨジグループは全力を尽くして、
 色鮮やかな水灯竿灯、彫刻装飾が豪華な花車、山車及び
 陣頭を展示、各ミヨジにまつわる言い伝えを演出。
 すばらしい出来栄えにみんなが鑑賞しにぎわう。
 「放水灯」は始め陸上で「竿灯(ちょうちん)に火を灯し
 陸上の浮かばれな霊の道案内をし、
 次に水上の浮かばれない魂を「水灯」により道案内する。
 深夜12時に水灯を浜から海に放流します。。
 「水灯」が遠くへ流れれば流れるほど、運命が良くなると
 信じられていて、皆引き潮の時を選び、「水灯」が遠くまで 
 流れ、海上の浮かばれない魂を招くようにする。
 「放水灯頭」は水上の浮かばれない霊魂のために道を照らし、
 迷わないようにさせる儀式。

◆旧暦7月15日(2007年は8月27日)
「普度普施(施餓鬼)」
 供養する人のないさまよっている霊魂が悪いことをしないように、
 慰撫して安心を求めるために亡霊を祭る。
 供養する人のいない浮かばれない霊魂にお経を聞いて
 反省してもらい、ご馳走を出し「鍾馗の踊り」をささげ、
 霊魂を捉えてあの世へ送り返す事を目的としている。

◆旧暦8月1日(2007年は9月11日)
「関龕門蔡(厨子の扉を閉じる)」
 中元祭りの関龕門時間は旧暦8月1日。
 供養する人のいない浮かばれない霊魂は人間界で1ヶ月の間
 過ごした後、冥界に帰らなければならない。
 その日が8月1日になる。「関龕門」(門を閉じる)事は全ての
 浮かばれない霊魂が冥界に戻り、人間に危害を与えないこと
 を象徴。ですから、皆無事帰れるよう、開龕門の時間は
 遅くなったり、早くなってはならないとされている。
 「関龕門」は中元祭りの終了の儀式。

今日8月25日はちょうど旧暦7月13日にあたり、
3日間のビックイベントが始まる。開始時間は 19:00~。
3日間に渡り、「 基隆市慶安宮」「八斗子長潭里海邊」などで
花車のパレードや、日本で言う灯篭流しなどが行なわれ、
ご先祖様へのお祈りなどが捧げられる。

予想気温は 25~33 °少し涼しめではあるが、
降水確率は40%とやや高い。

私は実際に見る事が出来そうもないので、
台湾の新聞(ニュース)で見てみようと思


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